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作成日：2010年9月14日_記事番号：T00025276
ＣＳＣと瑞智精密、コンプレッサー開発で提携
中国鋼鉄（ＣＳＣ）と声宝（サンポ）傘下でコンプレッサー最大手の瑞智精密、および工業技術研究院（工研院）緑能所は13日、コンプレッサー開発に関する提携契約を結んだ。ＣＳＣが瑞智に電磁鋼板の提供を行い、コンプレッサー技術の競争力を高める考えだ。14日付工商時報が伝えた。
瑞智はこれまでプロセッサーの材料である電磁鋼板を中国・武漢鋼鉄集団から調達していたが、ＣＳＣとの提携により、同社からの調達比率が現在の28％から60％以上に上昇する見通しだ。またＣＳＣは電磁鋼板の供給のため、140億台湾元（約368億円）を投じ、３本目となる電磁鋼板ライン（年産15万トン）を設置する。2014年末まで稼動させることで、同社の電磁鋼板は年産95万トンなり、需要を十分満たせるとみている。
瑞智のコンプレッサーの今年の目標生産台数は900万台で、14年までに1,200万台に拡大させる計画だ。
