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TSMC中国工場、年内に損益分岐点に到達


ニュース 電子 作成日:2007年9月7日_記事番号:T00002528

TSMC中国工場、年内に損益分岐点に到達


 7日付経済日報によると、台湾積体電路製造(TSMC)の上海松江工場はこの下半期に損益分岐点に到達する見通しだ。蔡力行執行長(CEO)によると、ウエハーの単月出荷枚数は3万4,000枚で、下半期も生産ラインのフル稼働状態が続く。同社の上半期の年次リポートでは、松江工場の累計赤字額は4億9,600億台湾元(約17億3,000万円)に上っている。
 
 蔡執行長はは6日、上海で開催した技術フォーラムで、「Winning together in a changing market(変化する市場の中で共に勝ち抜こう)」をテーマに、参加した400人以上の中国の業界関係者にパートナーシップの重要性を語った。同社の中国での売上高は全体の1割に満たないが、世界水準を大きく超えて成長を続ける中国の半導体産業に期待し、先進プロセスだけでなく、技術の成熟した0.18ミクロンプロセスの生産能力を拡充する意向を示した。