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PVI子会社の広角技術、サムスンが採用


ニュース 電子 作成日:2010年9月14日_記事番号:T00025285

PVI子会社の広角技術、サムスンが採用

 
 電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(PVI)傘下の韓国ハイディスが開発した液晶パネルの広角技術がこのほど、サムスン電子のタブレット型パソコン「サムスン・ギャラクシー・タブ」に採用された。14日付工商時報が伝えた。

 このほか、奇美電子(チーメイ・イノルックス)も米アップルの携帯電話端末「iPhone」向けのパネル出荷を第4四半期に開始するに当たり、ハイディスから広角技術の特許使用権を取得する予定だ。ハイディスは先ごろ、韓国LGディスプレイ(LGD)とも特許の授権契約を結んだ。

 ハイディスは広角技術のビジネスモデルとして、同社が生産する液晶パネル価格に権利金を含める方式と他の液晶パネルメーカーに技術移転を行い、権利金収入を得る方式を並行して採用する。

 ハイディスは広角技術で多額の権利金収入を上げる見込みで、親会社のPVIの業績押し上げ要因となりそうだ。