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尖閣問題の記者会見、日本人記者の質問で険悪ムード


ニュース 社会 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025293

尖閣問題の記者会見、日本人記者の質問で険悪ムード

 
 尖閣諸島(台湾名・釣魚台)の領有権を主張する運動家が乗った漁船が日本側に進路を阻まれたことについて、台湾外交部が14日開いた記者会見は、日本人記者の質問で険悪な雰囲気に包まれた。

 15日付自由時報によると、日本人記者が「台湾は中国と連携して尖閣諸島問題で日本に圧力をかけるつもりか」とただしたのに対し、外交部の章計平・新聞司副司長は「中国大陸との関係は両岸関係に属する問題で、その部分については担当機関が回答する」と答弁を避けた。これを不満とする日本人記者が「(中台は)いっそ統一してしまえばよい」と発言したことが、台湾メディアで報じられ、一部で物議を醸した。

 日本人記者はまた、章副司長に対し、「尖閣諸島が中華民国に属する根拠を示せ」などと迫り、台湾人記者が「釣魚台は元々台湾のものだ。なぜ行ってはならないのか」などと反論する場面も見られた。