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ECFA発効、企業の65%が「商機拡大」


ニュース その他分野 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025300

ECFA発効、企業の65%が「商機拡大」

 
 台湾IBMがこのほどまとめた「台湾企業の競争力」に関する研究報告によると、調査対象企業の65.9%が両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効によって「ビジネスチャンスが拡大する」と考えていることが分かった。また83%が「中国およびアジア市場への進出を考えている」と答えた一方、34.1%が「激しい競争にさらされる」と厳しい認識を持っていることが明らかになった。15日付工商時報が伝えた。

 同調査はIBMと台湾大学の政策・産業発展研究センターが共同で実施。ECFAのアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象となった機械、石化製品、プラスチック、自動車、紡織、食品、小売など従来型産業の企業41社の経営者から回答を得た。

 調査によれば、ECFA発効後、経営で最も改善が必要な部分として、20.8%が「マーケティング」を挙げた。次いで▽「組織・人材」、19.2%▽「研究開発(R&D)、17.5%▽「ブランド経営」、12.5%──となった。