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高雄世界貿易展覧会議センター、13年供用開始へ


ニュース 建設 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025305

高雄世界貿易展覧会議センター、13年供用開始へ

 
 高雄多功能経貿園区(高雄多機能経済貿易園区)内の重大建設の一つとして計画されている、高雄世界貿易展覧会議中心(センター)の建設に関する競争入札がこのほど実施され、高雄市は14日、麗明営造(ベストギビング)、建築家の劉培森氏、豪州の建築事務所COXなどから成る共同企業体(JV)と契約を交わした。陳菊・高雄市長によると、同センターは2013年供用開始予定で、ボート、機械、金属加工、農産物など台湾南部が特色とする産業の展示会や世界規模の展示イベント、国際会議を開催したい考えだ。総工費は28億3,000万台湾元(約75億円)。15日付工商時報が報じた。

 陳市長は「同センターの設置は地方産業の発展と産業構造の変革を促すほか、年間税収3,100万元、就業機会2,000件をもたらし、台湾南北の格差を縮める」と期待感を示した。

 同センター建設予定地周辺には、高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエアパーク)、大型ショッピングモールの統一夢時代購物中心(ドリームモール)がある。また海洋文化・流行音楽センターも建設予定で、周辺一帯は今後、高雄における経済・文化の中心地となると目されている。