ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

和桐化学が南京にLAB新工場、12年に生産能力世界最大に


ニュース 石油・化学 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025308

和桐化学が南京にLAB新工場、12年に生産能力世界最大に


 洗浄剤原料供給でアジア最大手の和桐化学は、中国・金陵石化と合弁の金桐石化工(中国江蘇省南京市)に10億人民元(約123億円)を投じ、年産能力20万トンの直鎖アルキルベンゼン(LAB)工場の設置を決定した。2012年の完成予定で、既存の南京2工場などを加えると、同社のLAB年産能力は70万トンに達し、世界最大となる見通しだ。15日付経済日報が報じた。

 LABはせっけんや合成洗剤などの主要原料だ。和桐化学は、人体に接することのない洗浄剤の需要が好調なほか、中国の所得水準の上昇で、高品質、高価格のボディソープ、シャンプーなども成長が見込めると指摘した。証券会社は、中国の洗剤需要は年間25%伸びると予測している。