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台湾スバル、円高で月末にも値上げへ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025311

台湾スバル、円高で月末にも値上げへ


 深刻な円高に見舞われる中、日本車を導入する自動車各社は、販売価格引き上げの検討を急いでいる。このうち、全車種を日本から輸入している台湾速覇陸(台湾スバル)の曽味王総経理は「既に耐えられる限度を超えた」と述べ、早ければ月末にも値上げする考えを示した。上げ幅は日本本社と協議中としつつ、1台当たり2万~3万台湾元(約5万3,000~8万円)となる可能性が高いとしている。15日付蘋果日報が伝えた。
 
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 トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車も、「おそらく年末から来年初頭にかけ2~5%の値上げすることになる」と表明。トヨタ側は3%前後での値上げを求めているが、一部の車種ではこれを上回る見通しだ。

 台湾ホンダも主要部品を日本から輸入しているため、コスト上昇を理由に1台1万~3万元程度の値上げを予定している。時期は未定。

 一方、裕隆日産汽車と中華汽車工業(三菱)は状況をみて値上げ時期や上げ幅を決定したいとしており、「当面値上げしない」との姿勢を取るのは台湾マツダのみだ。