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裕融企業の中国自動車ローン事業、計画棚上げ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025312

裕融企業の中国自動車ローン事業、計画棚上げ

 
 自動車大手、裕隆集団系の裕融企業(TAC)は、中国・上海市に自動車ローン会社の設立を計画していたが、経済部投資審議委員会(投審会)はこのほど、自動車ローン事業が投資禁止業種に当たるとの判断を示し、投資計画は棚上げとなった。15日付工商時報が伝えた。

 裕融企業は当初、中国の東風日産汽車、東風裕隆汽車、東南汽車の顧客を対象とした自動車ローンの展開を計画していた。

 一方、裕隆集団の厳凱泰執行長(CEO)は今月26日に北京で東風汽車集団の徐平董事長と共同記者会見を行い、自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」のスポーツ多目的車(SUV)の量産を来年第1四半期から浙江省杭州市で開始することを発表する。来年上半期にも中国市場で発売し、年産能力12万台を見込む。当初の投資額は34億人民元(約426億円)、最終的には総額46億5,000万人民元を投資し、年産能力を48万台まで引き上げる。