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金門〜アモイの海底通信ケーブル、11年7月にも開通へ


ニュース 電子 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025314

金門〜アモイの海底通信ケーブル、11年7月にも開通へ

 
 15日付電子時報によると、交通部が13日に中台間の海底通信ケーブル敷設解禁を発表したことにより、国家通訊伝播委員会(NCC)の関連規則改正が順調に進めば、2011年7月に金門島~福建省アモイに通信ケーブルが開通し、同年末には台北県淡水~福建省でも開通する見通しだ。

 業界関係者によると、NCCの審査にかかる時間が2カ月以内とすると、海底通信ケーブル敷設にかかる時間は約9カ月とされるため、中華電信と中国電信(チャイナ・テレコム)による金門島~アモイの開通は最短で来年7月となる。一方、淡水~福建省は、中台の通信キャリア6社の合弁で、着工や関連企業に対する入札募集の実施時期も遅くなり、開通は来年末になるとの見方だ。

 このほか、中華電信は香港子会社の業務拡大を受け、台湾~香港間の海底通信ケーブルを単独で敷設することを検討しているようだ。ただ、敷設には1年半~2年かかる見通しだ。台湾大哥大(タイワン・モバイル)も、中台の経済交流拠点として位置付けられる福建省の海峡西岸経済区(海西特区)と台湾南部をつなぐ海底通信ケーブル敷設を視野に入れている。