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オープンプラットフォーム、「ITの新契機に」=王振堂氏


ニュース 電子 作成日:2010年9月15日_記事番号:T00025315

オープンプラットフォーム、「ITの新契機に」=王振堂氏

 
 台北市電脳商業同業公会(TCA)理事長を務める王振堂・宏碁(エイサー)董事長は14日、工商時報のインタビューに応じ、米グーグルの携帯電話向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」などオープンプラットフォームがIT業界の新たな契機となることに強い期待感を示した。15日付同紙が伝えた。

 王理事長は「オープンプラットフォームが川上の半導体から液晶パネル、DRAM、ブランド、受託生産のほか、デジタルコンテンツ産業の発展も促し、今後5~10年間に数十万人の雇用機会を創出する」と指摘した。

 王理事長はまた、現在の世界市場でのスマート携帯デバイスの出荷量が年間2億台で、今後3年で毎年2億~3億台の伸びが見込まれ、3年
後には毎年4億~5億台の爆発的な成長が期待されると指摘。それに伴い、タブレット型パソコンの出荷量が今後3年以内に年間5,000万台を超えると予測した。

 その上で、全世界のスマート携帯デバイスに占める台湾製品のシェアは、自社ブランドと受託生産の合計で20~30%にすぎないが、今後数年の増加分の80~90%を台湾メーカーの製品が占めると試算した。