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高雄MRT、赤字運休説を否定


ニュース 運輸 作成日:2010年9月16日_記事番号:T00025330

高雄MRT、赤字運休説を否定

 
 高雄市の都市交通システム(MRT)を運営する高雄捷運公司の呉済華董事長は15日、累積損失の拡大で高雄MRTが運転休止の危機に直面しているとの一部報道を受け記者会見し、「市政府に引き続き支援を求める。運転休止の危機は絶対にない」と強調した。

 呉董事長は「路線網がまだ出来上がっていない上、市民に公共交通機関を利用する習慣が根付いておらず、輸送実績が伸び悩んでいる」と現状を説明。今年9月末時点で累積損失が51億4,000万台湾元(約140億円)に上るとの見通しを示した。

 その上で呉董事長は、台湾高速鉄路(高鉄)と同様に、銀行団に長期融資の金利引き下げを求めていく考えを示した。

 高雄MRTの1日当たり利用客は8月現在で延べ13万5,000人で、前年平均の同11万7,000人に比べれば15%増加している。