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五輪聖火の台湾上陸、「交渉は継続」


ニュース 政治 作成日:2007年9月10日_記事番号:T00002537

五輪聖火の台湾上陸、「交渉は継続」

 
 北京五輪聖火の台湾上陸問題で土壇場で駆け引きが続く中、台湾側の中華五輪委の蔡辰威主席は9日、「両岸(中台)はまだ合意に署名していないが、交渉は決裂していない。今後も協議を続ける」と述べた。協議難航の原因については、「機密保持の規定があり、明らかにできない」とした。

 蔡主席は8日、北京で中国側との交渉を終え帰台した。消息筋によると、中国側は、台湾での聖火リレールートの周辺で、中華民国の国旗、国章、国歌が出現することを認めず、中華五輪委の会旗、マーク、同委会歌(国旗歌)だけを使用するよう求める新たな要求を突き付けてきたという。

 台湾側は中国側の提案を「新たな問題を提起して、協議をこじらせるものだ」(陳明通・行政院大陸委員会主任委員)として、反発を強めている。