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台湾IBM、研究開発人材を5割に拡大


ニュース 電子 作成日:2010年9月17日_記事番号:T00025375

台湾IBM、研究開発人材を5割に拡大

 
 台湾IBMは16日、台北市南港区の南港軟体園区(ソフトウエア園区)に新設した研究開発(R&D)センターの運用を開始した。于弘鼎同社総経理は、R&Dセンターの重要性がより高まっていると指摘し、年内に台湾IBMの全従業員に占める研究開発人材の割合を、現在の4割から5割(1,000人以上)まで引き上げるとの意向を示した。17日付経済日報が伝えた。

 于総経理はまた「今年のR&D業務への投資額は、従来平均の年間10億台湾元(約27億円)を下回ることはない」と表明した。

 1999年に開始した台湾でのR&D業務について、同社のクリス・バーン・台湾システム・テクノロジー・ラボラトリー総経理は「台湾のR&Dセンターはかつての本部の指示による業務執行から、世界の顧客からのニーズに基づいて、自主開発から販売までのすべてを担うまでに成長した」と述べた。

 沈安石・IBM大中華地区執行副総裁は「台湾R&Dセンターはx86サーバー開発の世界の中心であり、今後はソフトとハードを融合させたアプライアンス製品のR&Dセンターを台湾に設置する可能性もある」と述べた。