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マクロニクス、円高で為替差益5%増も【表】


ニュース 電子 作成日:2010年9月17日_記事番号:T00025376

マクロニクス、円高で為替差益5%増も【表】

 
 深刻な円高が続く中、半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)の呉敏求董事長は16日、「日本向けが売上高の5割以上を占める当社は、今回の円高で為替差益が5%以上増加した」と語った。詳しい数字は10月の業績説明会で発表するとしている。17日付蘋果日報が伝えた。
 
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 同社は日本向け売り上げ比率が約5割で、日本ゲーム機用IC市場で5割以上のシェアを占めている。呉董事長は「円高はいいこと。すぐに手応えがあった」と述べ、円高が同社の粗利益率の上昇と増益に直接結びついていると語った。

 マクロニクスは16日、合作金庫銀行など15行と180億台湾元(約486億円)の協調融資(シンジケートローン)契約を締結した。顧客からの需要が強く供給がひっ迫しているため、生産能力を拡充する方針で、今年から来年にかけ10億米ドルを投じて新たに設置する12インチウエハー工場は、来年末までに生産能力を2万枚、最終的には5万枚まで引き上げる。