ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

豊田合成とエピスター、LEDでクロスライセンス契約【表】


ニュース 電子 作成日:2010年9月17日_記事番号:T00025377

豊田合成とエピスター、LEDでクロスライセンス契約【表】

 
 豊田合成(本社・愛知県清須市、若山甫社長)と晶元光電(エピスター)は16日、青色、赤色発光ダイオード(LED)に関する特許のクロスライセンス契約を結んだと発表した。両社は子会社を含め、保有する特許を相互に活用できるようになる。
 
T000253771

 
 双方は「所有する技術を尊重し合い、相互に活用できる環境を構築することで合意した」と説明した。今後はLEDの高輝度化など開発の加速が期待される。

 17日付工商時報によると、台湾の川上LEDメーカーが世界の5大LEDメーカーとクロスライセンス契約を結んだのは初めて。エピスターは現在、1,200件の特許を保有している。今回の契約の対象は、双方が保有する「3-5族化合物半導体発光素子」に関する特許で、エピスターはLED照明や液晶テレビのバックライトなどに応用する。

 双方は「今後も良好な友好関係を維持し、公正な競争を通じて、優れた高輝度LEDの開発と市場の発展を目指す」とした。