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合作金庫銀、中国国有2行と戦略提携交渉


ニュース 金融 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025388

合作金庫銀、中国国有2行と戦略提携交渉

 
 先ごろ中国の中国銀行業監督管理委員会(銀監会)から江蘇省蘇州市での支店開設に認可を受けた合作金庫商業銀行の劉灯城董事長は18日、蘇州支店の運営を有利に進めるため、北京および蘇州の国有銀行と戦略提携に向けた交渉を進めていることを明らかにした。観測によると、提携交渉の相手は中国農業銀行および中国工商銀行で、さらにその後の提携を視野に中国銀行、中国建設銀行とも接触しているとみられる。19日付工商時報が報じた。

 行政院金融監督管理委員会(金管会)は現在、兆豊国際商業銀行に委託し、台湾の金融業者が中国の業者と業務提携を結ぶ場合に交わす覚書の模範例を作成中で、劉・合作金董事長は「金管会の統一規範が固まり次第、大陸(中国)の銀行と覚書締結に着手したい」と語った。

 なお劉董事長は「蘇州支店は年内に開業させる」とした上で、「開業後一段落した時点で大陸第2支店の開設を申請したい」と語った。工商時報によると、蘇州支店の業績が良ければ、来年上半期中にも金管会、銀監会に申請を行う見通しだ。