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桃園空港拡張計画、交通部が行政院に提出


ニュース 運輸 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025389

桃園空港拡張計画、交通部が行政院に提出

 
 交通部は18日、10年以上にわたり計画推進が遅れてきた桃園国際空港の拡張計画を含む「桃園機場園区綱要計画」を行政院に提出した。第3旅客ターミナルと第3滑走路を建設し、10年以内に航空輸送量を倍増させることが柱だ。19日付中国時報が伝えた。

 計画によると、2030年の第3旅客ターミナル完成後、旅客処理能力は現在の2.4倍に当たる年間延べ5,800万人、貨物取扱量は同450万トンにそれぞれ拡大する見通しだ。

 第3旅客ターミナルは、中華航空(チャイナエアライン)本社と第2旅客ターミナルの間に建設され、第2ターミナルと接続される。総工費は400億台湾元(約1,083億円)以上を見込む。また、第3滑走路は既存の滑走路の北側に建設され、20年に完成予定。用地買収費は750億~800億元を見込む。この結果、桃園空港の面積は現在の1,249ヘクタールから1,900ヘクタールへと広がる。