ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

旭能光電、七星基地で生産ライン3本増設


ニュース その他製造 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025393

旭能光電、七星基地で生産ライン3本増設

 
 中部科学工業園区(中科)第3期発展区后里園区七星基地(台中県后里郷)の整備工事が17日に再開されたことを受け、同基地に進出している薄膜太陽電池メーカー、旭能光電(サナー・ソーラー)は、来年にも60億台湾元(約162億円)を投じ、生産ライン3本を増設する方針だ。18日付経済日報が伝えた。

 旭能光電は同基地で2009年2月に量産を開始したが、裁判所による同基地の開発停止命令を受け、操業中断も含む検討を迫られていた。整備工事再開を受け、工場拡張計画の再始動を決めた形だ。 

 同社の謝漢金董事長は「来年の受注は既にいっぱいだ。中科の環境影響評価で再び問題が生じなければ、来年の工場拡張を検討する」と述べた。

 同社の七星基地工場は面積13ヘクタール。3期に分けて建設され、5年以内に200億元の投資が見込まれる。総生産能力は300メガワット(MW)に達する見通しだ。