ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

サラダ油・小麦粉・飼料、10月も3〜5%値上げか


ニュース 食品 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025395

サラダ油・小麦粉・飼料、10月も3〜5%値上げか

 
 トウモロコシや大豆の在庫水位が低下する中、第4四半期のハイシーズンを迎えることから、サラダ油や小麦粉、飼料が今月初旬の5%値上げに引き続き、10月初旬も3~5%値上げされるとの観測が出ている。18日付蘋果日報が伝えた。

 米農務省の予測によると、今月の世界における大豆の在庫率は10.6%で、前月の11.1%からさらに低下、トウモロコシも前月の9.7%から今月8.3%へと低下している。

 また、ドル安が続いていることから穀物相場がさらに上昇することも懸念され、台湾の基幹食糧品業者は、コストがさらに上昇すれば、業務用サラダ油や小麦粉、飼料の再値上げを行う可能性もあるとしている。

 今月に引き続き来月も値上げとなれば、飼料最大手の大成長城企業、アジア最大の大豆油メーカーの大統益(TTEユニオン)、福寿実業が恩恵を受けるとアナリストは予測している。