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ビジオのLG特許侵害、米ITCが認定


ニュース 電子 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025399

ビジオのLG特許侵害、米ITCが認定

 
 韓国・LGエレクトロニクスが、液晶テレビ関連の特許をめぐり、台湾の瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)が出資する米液晶テレビメーカー、ビジオなどを相手取り特許侵害認定を申し立てた問題で、米国際貿易委員会(ITC)はLGの主張を認める仮決定を下した。

 LGはビジオが液晶ディスプレー、リモコン信号受信、オンスクリーン機能などに関する4件の特許を侵害したと主張したが、ITCはうち1件のみを特許侵害として認定した。今後は仮決定の内容を受け、6人のITC委員による本審査が行われ、ここでも特許侵害が認定されれば、アムトランがビジオ向けに生産している液晶テレビの対米輸出が禁止される可能性がある。

 19日付自由時報によると、アムトランは「米国側から情報は得ておらず、コメントを差し控えたい」と話している。

 LGとアムトランは中国で液晶テレビ組み立て生産の合弁事業を展開するなど緊密な関係にあるが、ビジオは米液晶テレビ市場でLG、サムスン電子など韓国系メーカーと激しい競争関係にある。