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ASUSのノートPC、コンパルが300万台受注か


ニュース 電子 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025402

ASUSのノートPC、コンパルが300万台受注か

 
 20日電子時報によると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が、華碩電脳(ASUS)より2011年度のノートPC生産委託全体の約15%に当たる約300万台を受注したもようだ。事実とすれば、ASUSからは初受注で、コンパルは世界6位までのブランドすべてを顧客に持つことになる。ただコンパルはこれについて「顧客と受注の詳細についてはコメントできない」としている。

 業界関係者によると、ASUSは既に来年度のノートPC委託先と委託量について大枠を固めている。同社から経営分離(スピンオフ)した和碩聯合科技(ペガトロン)に最大の約50%を発注、次いで広達電脳(クアンタ・コンピュータ)に約25%を発注する。

 一方、ブランド事業と受託生産事業の明確な分離を進めるASUSが09年に最初の生産委託パートナーとして選んだ鴻海科技集団(フォックスコン)に対しては、来年は全体の10%の発注にとどめ、クアンタ、コンパルよりも少なくなる。ASUSのノートPCは機種は多いものの、発注量は比較的少なく、鴻海の経営モデルになじまなかったことが要因とみられる。