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中国LEDテレビ市場、値下げで販売促進


ニュース 家電 作成日:2010年9月20日_記事番号:T00025406

中国LEDテレビ市場、値下げで販売促進

 
 中国では、10月初旬の国慶節(建国記念日)連休のセールを前に、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビ、いわゆるLEDテレビの販売を促進するため、家電ブランド各社が相次いで値下げを行っている。20日付電子時報が伝えた。

 四川長虹電器の32インチは家電・自動車の買い替えに補助金を支給する「以旧換新」制度で3,500人民元(約4万4,700円)以下、康佳(コンカ)の42インチは団体購入を通じて7,999人民元から5,200人民元程度まで大幅に下がっている。

 平均値下げ幅は、主流の32インチが約1割引であるのに対し、46インチが3割引、40・42インチが2割引と大画面機種がより大きくなっている。

 家電各社によるLEDテレビの販促は、年末のハイシーズンまでに在庫消化を進めておきたいという思惑と、今後の主流製品となることが見込まれる機種で、他社に先駆けてシェアを獲得したい狙いがあるようだ。

 一方台湾市場でも、9月末から地場ブランドが率先する形で32・42インチLEDテレビの値下げが始まっており、年末までに平均5,000台湾元(約1万3,500円)値下がりする見通しだ。