ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾アフリカサミット、5カ国が国連加盟支持


ニュース 政治 作成日:2007年9月10日_記事番号:T00002541

台湾アフリカサミット、5カ国が国連加盟支持

 
 陳水扁総統は9日、外交関係があるアフリカの友好5カ国と初の台湾アフリカサミットに出席した。台北で開かれた同サミットでは、台湾の国連加盟を支持する内容の台北宣言を発表して閉幕した。10日付聯合報が伝えた。
 今回のサミットは、中国の外交圧力が強まる中、アフリカの友好国との関係強化を図ることを目的に初開催されたもので、台湾、スワジランド、ブルキナファソ、サントメプリンシペ、マラウイ、ガンビアの6カ国が出席した。

 参加各国は台湾が国連を含む国際組織に加盟することに支持を表明。宣言には「台湾は主権国家として、国連や世界保健機関(WHO)など国際機関に加盟する権利がある。アフリカにおける友好国は台湾の国連や国際機関への加盟を積極的に支持する」とする文言が盛り込まれた。

 会議ではまた、ブルキナファソのコンパオレ大統領がアフリカに台湾友好協会を設立することを提案し、参加国首脳の支持を得た。
T000025411

陳総統は演説で、「中国は台湾と国交のある国に圧力をかけ、今回は政党の指導者が2人、台湾渡航を断念したばかりでなく反乱罪で起訴された」と明かし、中国を強く非難した(9日=中央社)