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1〜8月の対中投資額、前年比176%増加【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年9月21日_記事番号:T00025418

1〜8月の対中投資額、前年比176%増加【表】

 
 経済部投資審議委員会(投審会)が20日発表した今年1~8月の台湾企業による対中投資額は、73億9,420万米ドルで前年同期比176.12%増加した。投資件数は同33.16%増の1,293件。21日付工商時報が伝えた。
 
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 1~8月の対中投資額の6割は増資によるもの。8月には鴻海精密工業が富泰華工業(広東省深圳市)に1億米ドル、遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の亜洲水泥(アジアセメント)が江西亜東水泥(江西省)へ5,150万米ドルの増資を実施した。

 また、先ごろ中国の中国銀行業監督管理委員会(銀監会)から支店開設の認可を受けた銀行4行はそれぞれ、▽第一商業銀行、4,400万米ドル▽合作金庫商業銀行、4,850万米ドル▽彰化商業銀行、7,700万米ドル▽台湾土地銀行、6,200万米ドル──を、事務所の支店昇格のための資金として送金を申請。これらの金額も今年の対中投資統計に含まれている。

 一方、中国企業による対台投資額は、昨年7月から今年8月まで1億1,060万米ドル、投資件数は76件にとどまっている。