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作成日：2010年9月21日_記事番号：T00025423
南山人寿買収、香港陣営がＡＩＧと契約解消
米保険大手ＡＩＧの台湾生保子会社、南山人寿保険を買収することで合意に達していた香港の中策集団（チャイナ・ストラテジック・ホールディングス）とプリマス・フィナンシャル・ホールディングスは、ＡＩＧ側と株式売買契約を解消することで合意したと発表した。中策集団が20日、香港で発表した。
中策、プリマス両社は昨年10月、ＡＩＧから南山人寿の株式97.57％を21億5,000万米ドルで取得する契約を結んだが、台湾の経済部投資審議委員会（投審会）に申請を却下されていた。
21日付工商時報によると、行政院金融監督管理委員会（金管会）は20日、香港陣営とＡＩＧの契約解消には直接コメントせず、「ＡＩＧが南山人寿を引き続き経営するならば、関係官庁が必要な支援を行う」と述べるにとどまった。
南山人寿は「ＡＩＧが南山人寿株の処理に向けたさまざまな案を慎重に検討している」とコメントした。
