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京セラ太陽電池基板工場で爆発、台湾メーカー受注増か


ニュース その他製造 作成日:2010年9月21日_記事番号:T00025427

京セラ太陽電池基板工場で爆発、台湾メーカー受注増か

 
 京セラ滋賀野洲工場(滋賀県野洲市)の太陽電池基板製造工場にある鋳造炉で20日未明、爆発が起きたことに関連し、損傷状況によっては、操業中断が避けられず、台湾メーカーに対する発注が増えるのではないかとの観測が出ている。21日付経済日報が伝えた。

 同工場の太陽電池基板工場は、今年3月に完成し、6月に量産に入ったばかりで、生産能力は年100メガワット(MW)。被害状況の詳細は明らかになっていない。

 業界関係者は、同工場が操業中断に追い込まれる可能性があり、京セラは顧客への納品を確保するため、中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)、達能科技、昱晶能源(ジンテック・エナジー)、新日光能源科技(ネオソーラーパワー)への代替発注で急場をしのぐとみている。このうち、シノアメリカンは京セラとの密接な関係にある。