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中小型パネルメーカー、Q3業績横ばいに


ニュース 電子 作成日:2010年9月21日_記事番号:T00025436

中小型パネルメーカー、Q3業績横ばいに

 
 中小型液晶パネルを生産する各メーカーの第3四半期の業績は、第2四半期が好調だったことを受けてほぼ横ばいとなり、例年のような10~20%成長は達成できない見通しだ。21日付電子時報が報じた。

 今年はスマートフォン人気から、従来型携帯電話の需要が落ち着き、中国のホワイトブランド(地場ブランドの総称)携帯電話も一部のハイエンド製品を除いて需要が落ち込んでいる。また、AVプレーヤーやデジタルフォトフレーム、低価格ノートパソコン(ネットブック)などの製品が成長力に陰りが見られることから、中小型パネルメーカーにとって、本来ハイシーズンである第3四半期は期待したほどの効果をもたらさない見込みだ。

 ただ、勝華科技(ウィンテック)、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)などのメーカーは、電子ペーパーやタッチパネルに生産の重心を移しているため、影響は一定の限度にとどまるとみられる。