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作成日：2010年9月21日_記事番号：T00025437
マクロニクスのＮＯＲ型フラッシュ、75ナノプロセスでＱ４量産へ
半導体メモリー大手、旺宏電子（マクロニクス・インターナショナル）は20日、ＮＯＲ型フラッシュメモリーで、第４四半期にも75ナノメートル製造プロセスを導入し、量産できる見通しだと明らかにした。その上で、75ナノ採用製品は、ネットワーク通信機器やパソコン、コンシューマー電子製品、ハンドヘルド機器などに幅広く応用が可能だと説明した。21日付蘋果日報が伝えた。
同社の75ナノプロセスによる最初の製品は、256メガビット（Mb）のパラレルフラッシュメモリーで、高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）やＧＰＯＮ（光ファイバーを用いたネットワーク）対応製品、デジタルセットトップボックス（ＳＴＢ）などの分野で業界をリードするメーカーに、認証取得のためサンプルを送っている。
マクロニクスは75ナノ量産で、現在の0.11マイクロメートルプロセスに比べ、製品コストをほぼ半減できるため、米スパンションやスイス・ニューモニクスなど海外大手に匹敵できる競争力の獲得が見込める。
