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食用調合油の商品表示、来年から明確化


ニュース 食品 作成日:2010年9月23日_記事番号:T00025453

食用調合油の商品表示、来年から明確化

 
 行政院衛生署はこのほど、市販されている食用調合油に「調合油」との表示を来年3月から義務付ける方針を明らかにした。23日付自由時報が伝えた。

 現在市販されている食用油の中には、主成分が安価な大豆油、キャノーラ油でありながら、「オリーブ油」「ヒマワリ油」「ブドウ種子油」との商品表示で高値で販売されているものがある。衛生署は消費者の誤解を招くとして、メーカーに主成分による正確な表示を求めることにした。

 新規定では、メーカーが原料名を商品名に用いたい場合、主成分として含有量が50%以上でなければならない。違反した場合には、食品衛生管理法に基づき、4万~20万台湾元(約11万~54万円)の罰金が科される。

 業界関係者は「大手メーカーは、衛生署の予告を受け、既に規定に従った措置を取り、包装の目立つ部分に『調合油』と表示している」と説明した。