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中国移動、台湾企業と4G戦略で連携模索


ニュース 電子 作成日:2010年9月23日_記事番号:T00025458

中国移動、台湾企業と4G戦略で連携模索

 
 中国の携帯電話キャリア大手、中国移動(チャイナ・モバイル)の王建宙董事長が、第4世代(4G)移動通信の戦略立案で台湾企業との連携を強化するため、業界関係者を10月中旬から下旬にかけ中国に招いていることが明らかになった。23日付電子時報が伝えた。

 訪中するのは、中華電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)など携帯電話キャリア、聯発科技(メディアテック)などIC設計会社をはじめ、ネットワーク設備、携帯デバイスなどの関連メーカーなど。中国移動は台湾企業が高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の普及で蓄えた技術やノウハウを中国での4G戦略立案に生かしたい構えだ。

 中国は昨年、第3世代(3G)サービスを開始したばかりだが、既に4G導入に向け、主要都市でTD-LTE方式のネットワーク設置に着手している。TD-LTE方式はWiMAXと同じTDD(時分割複信)方式の技術を採用しており、台湾の技術経験は中国の4G製品の開発に役立つとみられている。