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HPの南港R&Dセンター、10月に始動


ニュース 電子 作成日:2010年9月23日_記事番号:T00025461

HPの南港R&Dセンター、10月に始動

 
 ヒューレット・パッカード(HP)は21日、研究開発(R&D)の台湾拠点2カ所と米国の重要拠点を台北市の南港軟体園区(ソフトウエア園区)に移転・統合し、開発の対象とする市場もアジア・太平洋エリアのみから全世界へと格上げする計画を10月から始動させると表明した。次世代ノートパソコンやプリンターなど、開発に取り組む項目も現在の100から150に増やす。22日付工商時報が伝えた。

 HPは南港のR&Dセンターを物流や調達の業務も担う「コンピューティング・ハブ」と位置付け、今後台湾で年間300億米ドル分の調達を見込んでいる。

 また台湾系でマザーボードやサーバーを手掛ける、米スーパーマイクロ・コンピューターも、桃園県八徳市に経営本部、R&Dセンター、工場、物流センターの機能を備えたアジア・太平洋運営センターを設立すると表明した。早ければ年末までに着工、初期投資金額は1億米ドル程度で、工場では米国向けハイエンド製品の生産を手掛ける予定だ。