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米出国禁止のAUO幹部、レクスター役員を辞任


ニュース 電子 作成日:2010年9月23日_記事番号:T00025464

米出国禁止のAUO幹部、レクスター役員を辞任

 
 友達光電(AUO)グループは21日、日台韓の大手液晶パネルメーカーが反トラスト法違反に問われている事件で、AUO幹部が米国で出国禁止を命じられていることを受け、傘下の発光ダイオード(LED)メーカー、隆達電子(レクスター)の株式上場に影響が出ることを避けるため、同社にAUOから派遣された経営陣が辞任する人事を決定した。22日付蘋果日報が伝えた。

 米国ではAUOの陳炫彬副董事長、陳来助総経理、熊暉・佳世達科技(Qisda)総経理(元AUO執行副総経理)の3人が出国禁止を命じられている。このため、陳炫彬氏はレクスターの董事長を、陳来助氏は董事をそれぞれ辞任した。レクスターは近く開く董事会で後任の董事長を選出する。

 ただ、AUO本体は陳炫彬、陳来助の両氏を海外出張扱いとし、業務上の影響もないとして、人事異動を実施しない構えだ。Qisdaも熊暉氏の異動は考えていないという。