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LEDの供給不足、11年上半期も続く=エピスター


ニュース 電子 作成日:2010年9月23日_記事番号:T00025466

LEDの供給不足、11年上半期も続く=エピスター

 
 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長はこのほど、LEDをバックライトに採用した液晶テレビの2011年の需要が好感でき、通年の市場規模は今年比倍増の6,000万台に達するとの予測を示した。その上で、来年上半期はLEDの供給不足が続くとの見通しを語った。23日付電子時報が報じた。

 ただ李董事長は、11年に業界のLED生産能力が大幅に増えた場合、LED価格に影響が出て、金額ベースの市場規模は1.7~1.8倍にとどまる可能性もあるとの懸念も示した。

 また年内のLED市況については、液晶テレビ市場での在庫水準上昇を受け、9月から2~3カ月は旧機種の在庫消化が続くと予想。中国の10月初旬の国慶節(建国記念日)連休が今後の指標の一つで、同期間のテレビ販売が好調であれば北米の感謝祭(11月第4木曜日)に向けた受注に期待が持てると語った。一方で、第4四半期にLEDテレビ新機種の出荷が始まっても11月にLED出荷が上向かなければ、年内の需要にはもう期待できないとの見解を示した。