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作成日：2010年9月24日_記事番号：T00025472
10年以上のベテラン社員、意外に強い転職志向＝1111銀行
大手求人情報サイト、1111人力銀行のアンケート調査で「現在、正社員として勤めている」と答えた79.7％の回答者のうち、81.3％が転職を意識しており、中でも社歴11～13年の社員の転職意欲が最も強いことが分かった。次いで、同13～15年、同９～11年と10年選手が続き、ベテラン社員ほど会社に腰を据えて働く意欲が強いとは限らないという結果となった。24日付工商時報などが報じた。
1111人力銀行は調査結果について、金融危機を経験し、多くのサラリーパーソンが、より福利厚生の良い、簡単には解雇されにくい公営企業への転職を志向するようになっていると分析した。
一方、「現職に満足している」との回答は、社歴９～11年が最多で、同１年未満が続いた。現職に不満と答えたのは、社歴３～５年、５～７年、１～３年の順だった。全体では、▽非常に満足、4.6％▽満足、25％▽普通、32.4％▽不満足、31.7％▽非常に不満、6.3％──の結果で、満足度は平均48.5点にとどまった。
同調査は８月10～30日に実施され、有効サンプル数は1,204件。社歴は平均8.47年で、15年以上が23.3％を占めた。
