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香港レッドチップ銘柄などの売買、金管会が禁止


ニュース 金融 作成日:2007年9月10日_記事番号:T00002548

香港レッドチップ銘柄などの売買、金管会が禁止

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は7日、証券会社に対し、中国国内の有価証券や香港のレッドチップ指数の構成銘柄、中国資本による持ち株比率が30%を超える香港、マカオ企業株の受託売買を禁止すると通達した。10日付経済日報が伝えた。

 金管会は今回、外国有価証券取引に関する市場ガイドラインを大幅に改正した。中国企業株の取引を明確に禁止するのが改正の狙いだ。このほか、金管会の承認を得ていない海外ファンドの受託売買が禁止したほか、証券会社が外国債券の売買を仲介する場合は、信用格付けが「トリプルB」以上の債券に限定した。

 台湾系投資会社の香港子会社では、台湾人投資家が取引口座を開設し、香港レッドチップ銘柄などの売買を行うケースが増えていたが、今回の通達で台湾系証券会社による中国関連株の仲介売買は違法と見なされる可能性が強まった。