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メディゲンの肝炎・エイズ検査薬、中国で認可取得


ニュース 医薬 作成日:2010年9月24日_記事番号:T00025481

メディゲンの肝炎・エイズ検査薬、中国で認可取得

 
 基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は23日、傘下の上海浩源生技が開発したB型、C型肝炎とエイズのDNA検査薬が中国の国家食品薬品監督管理局の新薬認可を取得したと発表した。同社は年間10億人民元(約126億円)の需要を見込む。24日付経済日報が伝えた。

 新薬は血液検査に使用され、ウイルスのDNAやRNAの早期検出が可能で、肝炎やエイズの発病防止に役立つ。中国は輸血用血液の安全性を確保するため、今年下半期から献血後のウイルスDNA検査を実施しており、来年には全国の血液バンクや血液製剤メーカー、病院などに対象が拡大される。中国ではスイス製薬大手のロシュがDNA検査薬の認可を取得しているが、地場企業が認可を取得するのは初めてとなる。
 
 メディゲンはまた、近く訪台する中国の北大方正集団(ファウンダー)関係者と提携交渉を行う予定だ。