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ソーラーギガ、中国に多結晶セル合弁工場設立へ


ニュース その他製造 作成日:2010年9月24日_記事番号:T00025485

ソーラーギガ、中国に多結晶セル合弁工場設立へ

 
 合晶科技(ウエハーワークス)が出資する太陽電池用単結晶シリコンメーカー、陽光能源控股(ソーラーギガ・エナジー、香港上場)はこのほど、7,400万人民元(約9億3,000万円)を投じ、中国遼寧省の遼寧奧克化学(OXIRANCHEM)と合弁で、同省錦州龍棲湾新区にソーラーセルメーカーを設立すると発表した。5年以内に500メガワット(MW)の生産能力を持つ多結晶セル工場を設置する計画だ。これにより単結晶シリコンを主に扱ってきたソーラーギガは、多結晶シリコン分野での展開を大きく拡大することになる。24日付蘋果日報が報じた。

 新会社の資本金は2億人民元で、出資比率はソーラーギガ37%、遼寧奧克化学63%。多結晶シリコン溶融炉50台、ワイヤーソー機75台を備える計画だ。

 工場は2期に分けて建設する予定で、第1期計画は生産能力200MWで2年以内に、第2期は300MWで5年内に完成させる。なお生産したセルはソーラーギガが一括して販売する方向で協議が行われている。