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中油の第3・第5ナフサ、インドネシア移転を計画【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年9月24日_記事番号:T00025487

中油の第3・第5ナフサ、インドネシア移転を計画【表】

 
 台湾中油の幹部は23日、閉鎖が予定される第3ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、三軽)および第5ナフサプラント(高雄市楠梓区、通称五軽)をプラント輸出方式でインドネシアへ移設する計画を進めていることを明らかにした。同時に製油所およびポリエチレン(PE)など川下製品の生産ラインも建設する計画で、投資額は2,000億台湾元(約5,400億円)を超えるとみられる。24日付経済日報が報じた。
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 中油によると、インドネシア当局は東カリマンタン州の用地提供を承諾しており、中油は現在、用地、投資環境、埠頭(ふとう)建設などについて下調べを進めている最中で、10月にも技術者を現地に派遣し、計画が実現可能かどうかの調査を行う。

 今回の投資は同社にとって過去最大の海外投資で、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場での布石を完成させることになる。観測によると、同社は川下メーカーと連携し、2012年にも計画を実行に移したい考えとされる。