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奇美電のソニー提訴、米ITCが調査開始


ニュース 電子 作成日:2010年9月24日_記事番号:T00025491

奇美電のソニー提訴、米ITCが調査開始

 
 液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が、ソニーを特許侵害で訴えた問題で、米国際貿易委員会(ITC)が調査に着手する方針を表明した。24日付電子時報が報じた。

 奇美電は今年8月、ソニーのノートパソコン「VAIO」、液晶テレビ「ブラビア」、ゲーム機「プレイステーション3」、デジタルカメラ「サイバーショット」などに使用される液晶パネルが、自社の保有する特許権を侵害しているとして、損害賠償と関連製品の販売停止を求めITCに提訴した。

 なお奇美電が侵害されたと訴えているのは▽ブライトスポット低減方法▽画質向上のための液晶調整▽キャッシュメモリ・システム──に関する特許とみられる。

 奇美電はまた、ITCのほか米アーカンソー州西部地区連邦地方裁判所、デラウェア州連邦地方裁判所、中国の北京市第二中級人民法院でも提訴。北京、成都、西安、寧波でも、特許権侵害訴訟を起こしている。