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作成日：2010年9月24日_記事番号：T00025492
ウィンテックのミルデックス合併説、両社が否定
中小型液晶パネルメーカー、勝華科技（ウィンテック）が、強茂集団傘下のタッチパネルメーカー、熒茂光学（ミルデックス・オプティカル）の合併を計画しているという情報が23日株式市場で流れたが、両社ともこれを否定した。24日付経済日報が報じた。
ウィンテックはアップルのスマートフォン「iPhone」に供給するなど中小型タッチパネルに軸足を移しており、ミルデックスは中大型が中心だ。このため両社が提携を進めれば、十分な補完効果が生まれると観測されている。
ただ、ウィンテックは黄顕雄董事長が23日、「なぜこんな情報が出るのか。ミルデックスは何を作っている会社なのか」とまで発言し否定。ミルデックスの幹部も「驚いた。ウィンテックと接触したことはない」と否定した。
ウィンテックはミルデックスが手掛ける大型タッチパネルについて、「市場はまだ大きくない。実際に発展するのはこれからだ」と指摘した。ミルデックスは現在、大型・小型タッチパネルの生産能力拡大に取り組んでおり、来年は月産100万枚以上の出荷を計画している。
