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作成日：2010年9月24日_記事番号：T00025493
タッチパネルの洋華光電、ノキア向けに出荷開始へ
中小型タッチパネル最大手、洋華光電（ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス）は、携帯電話端末大手のノキア向けに第４四半期から抵抗膜方式のタッチパネルを出荷するもようだ。24日付工商時報が伝えた。
洋華光電は現在、抵抗膜方式と静電容量方式のタッチパネルのサンプルをノキア側に送り、最終的な調整を進めている。静電容量方式のタッチパネルについても、来年第１四半期からの納入を目指す。
洋華光電は今年６月、光宝科技（ライトン・テクノロジー）傘下の光宝移動（ペルロス）と合弁会社を設立し、洋華の恵州工場（中国広東省）内でタッチパネルの生産を開始していた。ペルロスは従来ノキアと取引関係にあり、洋華光電は今回、ノキアのサプライチェーン入りを順調に果たした。
外資系証券会社は、洋華光電の売上高に占めるノキアからの収入は来年までに10％、金額にして20億～22億台湾元（約53億～59億円）に達すると試算している。
