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LEDの新世紀、昆山合弁工場に着工


ニュース 電子 作成日:2010年9月24日_記事番号:T00025494

LEDの新世紀、昆山合弁工場に着工

 
 発光ダイオード(LED)の新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)と中国・江蘇省昆山市が合弁で設立したLED照明メーカー、新世紀光電(昆山)が23日、工場のくわ入れ式を行った。昆山市によると、2011年第3四半期に稼働予定で、「中国最大のLEDチップおよび照明生産拠点」になるという。24日付電子時報が伝えた。

 新世紀が49%、昆山市政府が51%を出資する新世紀光電(昆山)の資本金は2億米ドルで、当初、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置50台を設置する計画だ。

 一方台湾で新世紀は現在、南部科学工業園区(南科)の第1工場にMOCVD装置35台を所有するが、今年下半期には第2工場で20台を導入予定で、両工場を合わせたエピウエハー月産能力を12万枚まで引き上げる。また下半期は第3工場も着工予定だ。

 なお新世紀は、照明用の高輝度LEDチップとモジュールを扱う照明応用事業の売上高比率が現在20%を超えており、企業間商取引(B2B)、企業と一般消費者間の商取引(B2C)、企業と政府間の商取引(B2G)にわたる販路を構築している。