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国家生技園区、面積4ヘクタールに縮小


ニュース その他分野 作成日:2010年9月27日_記事番号:T00025505

国家生技園区、面積4ヘクタールに縮小

 
 呉敦義行政院長は24日、バイオテクノロジー産業の集積拠点として台北市南港区に整備される「国家生技(バイオテクノロジー)研究園区」について、中央研究院が開発計画の修正案をまとめ、面積を当初計画の9.6ヘクタールから4ヘクタールに縮小する方
針が固まったこと明らかにした。25日付経済日報が伝えた。

 同園区は第202兵工廠の移転後、跡地(25.2ヘクタール)の一部に開発される。整備計画は2007年12月に行政院が閣議決定されたが、環境保護の観点から計画見直しを求める声が出ていた。

 呉行政院長は立法院の施政報告で、「行政院は5月の段階で中央研究院に開発を最小化し、生態系を最大限守ることを原則に計画案の見直しを求め、修正案が今月17日に行政院に提出された」と説明した。修正案は行政院経済建設委員会(経建会)で審議されている。

 計画縮小の結果、投資額は当初の270億2,000万台湾元から222億8,000万元(約600億円)に削減が可能とみられる。