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作成日:2010年9月27日_記事番号:T00025508
統一夢時代がネット購入に注力、楽天・QRコードと連結
高雄市の大型ショッピングモール、統一夢時代購物中心(ドリームモール)は26日、日本最大のインターネットショッピングモールで「台湾楽天市場」を展開する楽天市場と提携し、QRコードと携帯電話、インターネットなどを駆使した台湾初となる新しいサービスを開始した。夢時代はこれにより今後、ネットショッピングによる年間売上高の15%成長を見込む。27日付経済日報が報じた。
統一夢時代によると、今後同モールに出店するブランドは、ネット上に専用のQRコード商店を開設し、消費者が店や特定の地点を訪れて携帯電話を使ってコードを写真に撮れば、ネットに接続して最新情報や割引情報が得られるようになる。また、直接ネットを通じての購入も可能だ。
統一夢時代は「従来の広告カタログはデータの保存性が悪かったが、QRコードなら携帯電話の中にデータを残し、いつでも参照できる」として、キャンペーン活動の効果を長続きさせることや、広告コストの約3割低減が可能になると説明している。
統一夢時代購物中心は26日に開催した「素人ファッションショー」にもQRコードを導入。会場に足を運んだ消費者は、同コードを通じてネットに接続すれば、この日登場したモデルたちの人気投票にも参加できるという。