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友嘉実業が日・独機械メーカーと提携、中国で自動車設備事業を拡大


ニュース 機械 作成日:2010年9月27日_記事番号:T00025516

友嘉実業が日・独機械メーカーと提携、中国で自動車設備事業を拡大

 
 工作機械メーカー、友嘉実業集団(フェアフレンド・エンタープライズ)傘下の友佳国際は、日本の高松機械工業(本社・石川県白山市、高松喜与志社長)、ドイツ・ヘラー社と提携、自動車生産設備ブランド「Heller−Feller」を立ち上げ、中国市場で自動車設備事業を拡大する。27日付工商時報が伝えた。

 高松機械はトヨタなど多くの自動車メーカーを顧客としている工作機械メーカー。ヘラー社は600型横型マシニングセンターを主要製品とする機械設備メーカーだ。「Heller−Feller」は既に北京奔馳(メルセデスベンツ)から受注を獲得している。

 友嘉実業の朱志洋総裁は、「現在中国は自動車生産設備の国産化を推進しており、中国に進出している欧米自動車各社も、今後は設備を一定の割合で中国国内で調達する必要がある」と市場の現状を説明。中国に生産拠点を持つ台湾の工作機械メーカーにとって商機となると指摘した。

 友佳国際の昨年売上高は7億7,000万人民元(約97億円)、今年は上半期で既に5億8,000万元に達しており、通年で過去最高となる見通しだ。