ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDテレビ市場浸透率、今年は7~8%か


ニュース 家電 作成日:2010年9月27日_記事番号:T00025519

LEDテレビ市場浸透率、今年は7~8%か

 
 27日付電子時報によると、発光ダイオード(LED)バックライトを搭載した液晶テレビの市場浸透率は今年、年初段階予測の10%に届かず、7~8%にとどまる見通しだ。消費者の購買意欲の低迷で、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)液晶テレビの値下げによる在庫整理が依然続いていることが原因とみられる。

 現在ソニーやサムスン電子、LGエレクトロニクスなど海外大手ブランドがシェアの大部分を占めるLEDテレビ市場では、消費の低迷を受け、台湾系ブランドが、新製品の本格発売を第4四半期から来年第1四半期以降に延期している。

 台湾市場では第4四半期の商戦もCCFL機種が主力となり、LED機種の価格は販促目的の値下げ後も、42インチで3万台湾元(約8万円)以上と、CCFL機種の最低1万9,900元とは一定の開きがあると予想される。

 なお、第4四半期のみでは、LEDテレビは出荷台数倍増が見込まれ、市場浸透率が15%にまで上昇する可能性もある。