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中華電信、IBMとクラウド分野で提携


ニュース 電子 作成日:2010年9月27日_記事番号:T00025521

中華電信、IBMとクラウド分野で提携

 
 中華電信は近く、米IBMとクラウドコンピューティング分野で戦略提携し、台湾のソフトウエア業者を支援していく方針だ。両社は今後、クラウド・プラットフォームに応用するコンテンツの開発を促し、台湾企業の世界市場進出をバックアップする。27日付工商時報が伝えた。

 戦略提携は、中華電信の呂学錦董事長とIBMの銭大群・大中華区総裁が中国の国慶節(建国記念日)連休明けか10月中旬にも覚書を交わす予定だ。

 IBMはまた、台湾に次世代の通信設備を開発する「ITアプライアンスセンター」を開設する方向で、経済部と交渉を進めている。

 一方、中華電信が台北県板橋市に設置を計画しているクラウドコンピューティング用のデータセンター(総工費150億台湾元=約400億円)は、運用開始が約10カ月遅れる見通しとなった。当初第3四半期に予定されていた土木工事の入札が遅れ、建設許可の取得にも手間取っているためだ。