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富士康、鄭州に新生産拠点


ニュース 電子 作成日:2010年9月27日_記事番号:T00025522

富士康、鄭州に新生産拠点

 
 中国内陸部への生産拠点移転を進める、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)はこのほど、中国・河南省鄭州市の鄭州航空港区で新たな生産拠点の定礎式を行った。関係者によると、同拠点は当面携帯電話の組み立てを主力とし、来年第1四半期にも完成予定。初期の月間出荷台数は約10万台とし、来年下半期をめどに同30万台への引き上げを目指す。27日付電子時報が伝えた。

 鄭州市での生産拠点設置は、8月に操業を開始した、携帯電話向け部品などを生産する鄭州輸出加工区の拠点に次ぐものだ。航空港区では従業員15万人規模の工場エリアと、周辺地区に30万人が居住できる生活機能を備えた都市を開発する計画とされる。

 鄭州輸出加工区では子会社設立からわずか30日で操業を開始しており、航空港区でも最短期間での稼動を目指す方針で、担当部署は1日24時間のシフト体制で整地作業を進めているという。