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作成日：2010年9月27日_記事番号：T00025527
エルピーダ、台湾でＲ＆Ｄセンター設立か
27日付工商時報が経済部関係者の情報を基に伝えたところによると、ＤＲＡＭ世界３位のエルピーダメモリが、台湾に研究開発（Ｒ＆Ｄ）センター設立を計画しているもようだ。投資額は30億台湾元（約80億円）で、提携関係にある力晶科技（パワーチップ・テクノロジー）と共同で、新たな研究開発も行うとみられる。既に経済部は同計画に関する補助申請を受理し、現在審査を進めているという。
このほか、日立製作所も１億元以上の規模で、エコ関連製品の研究開発センター設立を計画しているもようだ。具体的にはクラウドコンピューティングのデータセンター構築や、ハイエンドのコンプレッサーに関する技術移転および生産などの内容が含まれるとみられる。
外資系企業の対台投資は、先ごろの経済部の誘致に応じる形で、日本、欧米などの27社が投資意向書を締結、投資予定額は合計1,082億5,000万元に達している。同部関係者は、投資計画の具体化は今年下半期から来年まで続くと期待している。
